というわけで今回はコスパが良いと評判のグローバルスタイルでスーツを作ってきたので、記事にしたいと思います。グローバルスタイルでオーダースーツを作ろうと考えている方の参考にしてもらえれば嬉しいです。
失敗したスーツ作り

僕がオーダースーツを作るのは今回で3回目になります。
前回は「〇ー51」というお店でスーツを作りました。(そのお店自体が悪いわけじゃないと思うので名前は伏せておきます)
そのお店の店内は高級感もあり、対応してくれた店員さんもベテランという感じで色んな事を教えてくれながら採寸し、オプションを決めていきました。
最終的にオプション含め一着7万円ほどの会計でしたが、店を後にしたときは大満足で良い買い物をしたという印象でした。
後日スーツが出来上がったという連絡をもらい受け取りに行き着てみると。
生地の感じも見本からのイメージとは違い、何よりもスラックスの形が少し膨らんでる気がしてビジュアルが良くないと感じました。
「下半身しっかりしてるので余裕持たせておきますね」と言われましたが、それにしても…という感じでガッカリしてしまいました。
そこで5年くらい前に初めてオーダーしたスーツはそんなに悪くなかったなと思い出し、原点回帰でまた同じお店で作ろうと決めたのです。
そのお店とは2着で48000円から!でお馴染みのグローバルスタイルさんです。
グローバルスタイルとは

【出典:https://www.global-style.jp/】
グローバルスタイルはパターンオーダー
スーツのオーダーメイドには、個々人に合わせて調整できる範囲の広い方からフルオーダー→イージーオーダー→パターンオーダーがあります。
グローバルスタイルはパターンオーダーを採用しており、まず規定の型紙を選びそこから体形に合わせて調整を行います。
型紙のモデルはモダンクラシックモデルやモダンブリテッシュモデルなど10種類もあり、他のパターンオーダーのお店と比べても幅広い選択肢から選べることが魅力です。
一から体形に合わせて型紙を引くフルオーダーには適いませんが、吊るしの既製品と比べれば十分に身体にフィットするスーツを作ることができます。
グローバルスタイルは2着コンビフェアがお得
グローバルスタイルと言えば2着で48000円から!というキャッチフレーズが思い浮かぶという人もいるのではないでしょうか?グローバルスタイルのコスパが高いと言われるのはこのコンビ割が効くからです。
例えば1着だと38000円の生地がコンビ価格だと24000円になり、98000円の生地もコンビ価格だと58000円です。
1着だと他のお店と比べてもお得感はありませんが、コンビ価格だとグローバルスタイルは生地の値段が安いというのは間違いないです。
圧倒的な生地の選びやすさ
グローバルスタイルは老舗生地問屋直営店ということで置いてある生地数が圧倒的に多いです。その数なんと5000種類!全部見切れないほどの生地が置いてあります。
そして何よりもお伝えしたいのは、グローバルスタイルでは生地を反物で置いてあるということです。

このように大きな生地が置いてあるので出来上がりが想像しやすく、店員さんに言えば肩にかけてくれますのでスーツができてからイメージと違うということも少ないでしょう。
私が失敗した前回はこのように小さく切った生地をとじたものを見て選んだので、出来上がった生地の感じがイメージと違いガッカリしたのでした。

実は今回グローバルスタイルに行く前に、こちらも有名な麻布テーラーさんにも行ったのですが、生地見本が小さかったため断念しました。
オーダースーツ初心者の方ほど、生地から出来上がりをイメージしづらいと思いますので反物で豊富な生地が置いてあるグローバルスタイルはおススメできます。
しまじろうのスーツ作成
ということで5年前にスーツを作ってから特に不満もなかったグローバルスタイルでもう一度作ろうと思い今回は表参道店に行ってきました。

こちらのお店は表参道駅から徒歩1分という好立地です。通勤途中の駅なので気軽に行きましたがなんか歩いてる人みんなセレブでした。僕だけが広島県民でした。
モデル決めと採寸
お店に入ってスーツを購入することを伝えるとまずはモデル決めです。
仕事で使うことを伝えると3種類のモデルを用意してくれました。他の7種類は仕事向きではないと言ってましたが、だとすると比率おかしくないですか?
もちろん一番セクシーなものを選びます。
次に採寸ですが、こちらも少し適当な感じがしましたね。口コミの評価があまり高くないのはこういうところでしょうか。ちゃんとサイズが合ったものができてくるか少し不安です。
生地選び
気を取り直して、次に生地を選びます。2着で48000円なんてお得だなぁうふふ、と思い店員さんに聞いてみました。

この時は、コンビ価格で1着24000円の生地は上の写真の14着でした。10着以上もあるので十分とも言えるかもしれませんが、あれだけ大々的に宣伝しているにしては正直少ないかなぁと思ってしまいます。
24000円の生地はウールとポリエステルの混合らしいです。ポリエステルが入っているので丈夫とのことでしたが、好きな生地がなかったので他も見てみます。
ウール100%だとやはり高級感がある気がします。すぐに最安で買うのは諦め、少し上の価格帯でこちらの二つに決めました。

結構迷いましたが、無事にお気に入りの生地も見つかりました。やはりオーダーは生地選びが楽しいですね。ここからはいよいよオプションの決定をしていきます。
オプション決め
グローバルスタイルはオプションの数も豊富です。無料で選べるものも中々多いですがやはり有料の方がかっこいいです。オプション決めもオーダーの醍醐味なので楽しく選びます。



写真はごく一部ですが、オプションの価格帯も様々で、ボタンも無料の物から13200円の物まであります。
僕がつけた有料オプションは以下の通りです。
JOHN FOSTER(ブラック)
- 本切羽(2000円)
- 有料ボタン(2000円)
- ボタン穴色糸(2000円)
CANONICO(ネイビー)
- 有料ボタン(2000円)
今回は生地で最安にできなかった分オプションも控えめにしました。
オプション料金7000円まで割引とのことだったので実質1000円でつけられたのでお得な気分になりますね。
まとめ
最後によく分からないけど1000円値引いてくれて最終的な金額は99000円でした。
広告の2着で48000円と比べると少し高くなりましたが、オーダースーツ2着作ってこれなら安いのではないでしょうか。
グローバルスタイルはコンビ割がお得なので1着最安の生地にするだけでも金額はかなり抑えられます。
もしくは誰かと1着ずつでもコンビ割は使えるそうなので、一緒に買う人がいれば使ってみるのもいいと思います。
僕は恋人も友人もいないので1人で2着買いました。
クリスマスに1人なのに『あいつはチョコケーキって言ってたよな…』とか小声で言いながらケーキ2つ買う僕からしたら余裕ですよ。
個人的にはグローバルスタイルはコスパが高く、僕のようにスーツにそこまでこだわりがない方なら十分におススメできます。
縫製や仕立てが甘いなどの口コミもありますのでスーツ好きな人だと物足りないかもしれません。
5年前に作ったものは問題ありませんでしたが、今回の出来上がりのサイズ感などはまたこの日記に追記していきたいと思います。
スーツ完成
店舗でスーツを作成してから24日後にスーツ完成の連絡が来ました。予定より一週間ほど早かったです。
着てみるとスリムに作りすぎたのか、ボタン回りに少しX状のしわが出来てしまいますが、これは承知でスリム目にしたので仕方ないと思います。

残念だったのは二着のうち、一着のスラックスのボタンホールが潰れていてボタンがはめられなかったことです。
指摘するとまた工場に送って直すので時間がかかるということ。配送無料で送ってくれるということなので、修理に出しました。
修理から戻ってくるまで更に2週間ほどかかったのでここはマイナスポイントかなと思います。


前回別の店で作ったときに気になったスラックスのたるみなどもなく、出来としては自分には十分満足いくものでした。
グローバルスタイルのようなパターンオーダーでも、吊るしの既製品よりは体にフィットして着心地も見た目も良いと思います。
値段も手ごろに作れますので気になった方は是非一度作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。